万策尽きて且つ・今日は明日か 事務所便り2014年7月28日(月)No359


仕事を通じ顧客と従業員、仲間を幸せにし社会に貢献する

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万策尽きて且つ

どうしても自分が出来ない限界まで頑張り、如何ともし難い所まで行って始めて、太古から生きてきた遺伝子が生物の持つ潜在能力の中から乗り越える能力を引っ張り出してくるのです。

命から理屈抜きに湧いて来る現実の違和感は問題の場所を示しています。

これは本気になったら解決でき、乗り越えられる問題しか出てこないものです。

違和感に気付くこと自体は、問題の潜在能力を引出す為に出て来たのですから、潜在能力にないものは気付かないし引張り出してこないのです。これは問題として自然と湧いてくるのです。

命から湧いてくる欲求で、欲望を他人に迷惑をかけず、理性を使い人の役立つ方法で実現して行く道に人間の正道があります。

理性自体は作為的であり、嘘がつける不完全な偽物で成り立っていますから、理性でなく命から湧いてくる欲求、感性が本当の自分です。

生きるとは命を何に使い生かすかですから、生きることは命をかけることです。

人生の最高の喜びは命をかけても惜しくない、死んでも悔いがないと言い切れる対象に出会うことにあります。

経営者は事象に四苦八苦、七転八倒の底辺で血を吐く地獄を経験をして、本当の人間になると言います。

物事で何となく湧く違和感は、宇宙が嗅ぎ分け無意識に耳元に囁きます。

訳などなくそうさせ、事の善し悪しは別に理屈抜きで湧いてくる欲求の気付きは、天啓の一瞬、啓示でしょう。これをどのように自覚し育み、生きるかです。

自分が人生を賭ける生き方をしていると、人生を棒に振っても大胆に決断して賭ける人に、自然と潜在能力が引き出され自分らしい生き方で、大きな仕事をさせてくれる物のようです・・。

 

今日は明日か

経営者さんにとって、大切なことは会社の理想、目的・目標を定め、誰もしたことのない新しい時流を自ら独創(創造)し成長を生み出す事です。これを具体化する計画を作成、社員と問題意識を共有し一丸となって、目標を達成する会社を作ることです。

成長しない会社は、社長や社員に具体的な目的や目標がなく「存続」だけ。

他に問題が山ほどあっても、自分に対する問題意識が全くない場合が多いものです。

損益計算書は社員全員で作り上げるものですが、銀行に担保優先の返済計画があっても、その返済原資である売上や営業利益をどう出すか、具体的な返済や増やす行動が全く軽視され、金融・保険・リース会社の「餌」になる事すら気付いていません。主導権は常に会社です。貸し方では、全く本末転倒で逆です。

会社は係数を早期に把握することからすべて始まりますが、経理体質も人手(人材)不足を理由とした遅れが実に多く見られます。

「存続」に安住する社員は現状維持が最大の目的ですから、売上と営業利益をどう積み上げるかに全く興味と関心がなく。社会環境が激変する状況を見ず過去の延長で「存続」は楽なのです。

何もしない大きなリスクを受入、勝手に恐れ成長したくないと公言しているのです。現状が見えても気付かず、既に手遅れに近いのか。

進歩も成長もない希望もない変化なしでは、明日のない会社の典型です。過去現在未来に自滅の淵に立つのは自然の法則のようです。

売上(損益計算書)は全社員で作り、借金(貸借対照表)は経営者が作るのです。

元金と利子は利益からの返済です。経営者さんはどう考えるのでしょう。

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