景気回復と消費増税・クセを見抜く 事務所便り2014年8月25日(月)No363

仕事を通じ顧客と従業員、仲間を幸せにし社会に貢献する

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景気回復と消費増税

消費増税で国民から収奪と米国に貢ぐ金融緩和の、アクセルとブレーキを同時に踏む政策を安倍政権が四月から実行しています。

当初から8%消費増税は最低一年はずらすべきであると提言してきました。

この夏過ぎから回復基調になると囁かれていますが、最終消費者である大多数の一般国民が安心できて豊かになっているでしょうか。

ブラックが回りに溢れ、日常化しています。

消費水準も機械受注も住宅着工戸数も過去三回の増税時より悪化しているにもかかわらず、六月の月例経済報告は「景気は、緩やかな回復基調が続いているが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動により、このところ弱い動きもみられる」とされて、七月の月例経済報告では「上方修正」になっています。4~6月の実際は6.8%減でした。

希望は理解できますが、下層から見てバカの一つ覚えの「アベノミックス」は、何一つ豊かさも希望を感じない。歴代内閣に見たのと同じく財務省のパイを大きくし、省庁の権益強化に政治家が踊らされるだけです。

現場で長年見てきた経験から、お上を全く信用できません。

上意下達の国民に信義を欠く組織です。信頼に足るには無責任欠陥が多すぎます。

役人は面と言わないだけですが、生かすも殺すも手の内です。

TPPしかり、手続きを残し既に基本合意済みと聞きます。

インデアンを虐殺した建国の歴史です。人種が異なれば、東京大空襲も原爆も正当化する国民です。

B29の焼夷弾で初に退路をたち皆殺し、大量虐殺が有事なら許されるのでしょう。非戦闘員を執拗にグラマン戦闘機で虫けらのように機銃掃射、明確な戦争犯罪を認識すべきです。

洗脳され戦争ならお互い様ですか。何が世界の警察官、正義の国とは全く違います。

今でも我が国は、敗戦後一貫してドルに支配された「貢くん」であります。

 

クセを見抜く

大リーグでも、専属コーチはピチャーの僅かな癖で球種を一瞬に見抜きます。

いままで通用した配球が、狙われ長打の滅多打ちに会います。

これは現代社会の日常(経済)においても分析し運用されている所です。

これまでの経営流儀では通用しません。ふるい落とされます。

気を抜くと生き馬の目を抜かれる。単なるでくの坊です。打たれて頭のなかは真っ白、常規を逸し心を木の葉のように翻弄され、悪夢がに見事にハマります。

まず癖を修正しなければなりませんが、自分の癖を分かっていませんから不可能です。

多くの人は、素直でないため普通は出来ません。

また死ぬほどの試練も経ていませんから、原発事故と同じです。

政府は想定外の最悪シュミレーションが何も無く、迅速な対応が出来る訳がない。

官僚による護送船団とコスト優先が「安全神話」ですから見たくもないものは見ないし、考えないようにしているのです。全て先送りのバレ元です。

ペラペラと直ちに危険でない等、元民主党幹事長にみた多数決制度の限界、財務省に踊った米国の手先松下政経塾生を始めとしたでかい顔を覚えている。

国家の中枢は今も利害得失優先の、成り行き任せに変わりない。原因と結果に立ち入らず、究極的に虎の威を借り、政治屋を手先に常に逃げます。

覚悟なき対米従属の無責任が県内にも闊歩している。

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