儚い構想力 事務所便り2014年10月27日(月)No372

仕事を通じ顧客と従業員、仲間を幸せにし社会に貢献する
雇用を生み利益をだし、税を納める

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儚い構想力

会社の行く道は、実行力と構想力です。

ある場面に遭遇した時に、何かを感じるか、感じないかには個人差がある。

「ピンとくる人」と「見逃す人」では何処が違うのでしょう。

ピンときた後で、それを「構想につなげられる人」と「感じただけで終わってしまう人」では何が違うのでしょう。

ピンとくるか否かを分けるものは「顧客の立場」相手の立場に立って物事を見、考えているかどうかでしよう。

また物事はやってみないと何も始まらない。何もしないと何も出来ない。

会計事務所も税金処理は、人よりコンピュターが遥かに能力(スピード)が優れています。

構想力と無縁では有りません。単に節税だけに目を奪われ損得優先では、何の付加価値も提供していることになりません。

真に相手の立場に経てば当然見えてくるものが有る。

私は前から良く「税金は利益の粕(カス)」だと言っています。

明らかに「税は粕」です。

会社経営でカスも出ないのはそもそも会社の存在意義が問われます。

会社の目的の問題です。

存続にどんな意味があるのでしょうか。

そんな会社は50年先100年先から現代を見ると殆ど跡形もなく消滅していると思います。

今から過去を見ても明らかであります。そんな時代に会社は存在していません。

人の先祖は遡れますが、会社は存在すらしていません。

当時は社会にとって、必要とされてない会社であったのです。

権力が示す「人参」は、果たして損得で言う「得」でしょうか。

政権が打ち出す「法律」は社会不安の軽減と、政策誘導の補強をするために行います。

法案自体は、すべて官僚が作成し提示しています。

結果、私達は失われた30年を官僚の構想力の敗北を抱きしめざるを得ない為に、永遠に欧米に従属するのです。

西洋の民主主義が、本当に私達の時代に適しているのでしょうか。

でなければ、なぜいつまでも幸せに遠く、希望が持てないのでしょう。

イスラーム圏(国)の拡大は反面教師でしょうか。

私達の民主主義の制度は、より金持ちが、より豊かな者が、より良くなる制度であります。

何処の国でも先進国は実際、民主主義制度は一貫して格差を固定し拡大しているのです。

制度の劣化、賞味期限切れではないでしょうか。

一般に人が見る夢は、はかない叶わない。人の諦めです。

漢字でこれを「儚い」と書きます。

従って夢は見るものでなく、叶えるものと言います。

「希望」は、ギリシャ神話では、人類の最初の女性たるパンドラが好奇心から世界中のあらゆる災厄・絶望・不幸を詰め込んだ「箱」を開けてしまい世界中にそれらが溢れ出てていった中で、箱の底に一欠片だけ残っていたのが「希望」とされています。

希望は夢より、絶対に失っていけない大切なものです。

失わない希望から生まれる「偶然は、心掛けのある所を好む」のです。

希望は青色発光ダイオードで見た世紀の「革命」大発見に繋がっています。

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