平和さえ破綻の予兆・各七十年を超えて 事務所便り2015年9月7日(月)No379

平和さえ破綻の予兆

私たちの未来が、アベ総理の示す方向(9条の形骸化)で、果たして日本の平和と豊かさ、国家の希望を確信出来るのでしょうか。

パクリが街道を徘徊し、サムライは消えた。

会社も倒産しなければ、明日も続ければ良いのではないと思います。

果たして事業が前より順風満帆で何の問題もなく推移しているでしょうか。また期限と目標を定め、それに向けた具体的な準備と計画を作り、どれだけ行動を積み上げているでしょうか。

これまで担当者を含め悩みを聞かせて頂ける会社が、どれだけ有ったでしょう。誠に少ないのが実態であります。

これは日常に振り回され、聞けないのか聞かないのが悪いのか。結果的に聞かせるのに、共に考えるのに値しないのが、見えない本当の回答ではないでしょうか。

そもそも会社の設立と存在は、社会のためにある。税の為ではありません。

利益の操作と税対策(法人税・所得税・繰延等)と節税の為に会社がある。

本来の優先順位で大きな勘違いをしています。

これは各人が真摯に反省する材料であります。

当社の実態はこれまで、帳面屋に埋没し、真の豊かさの追求に欠けていると思います。

これは、永年帳面屋で税金に主力を置き、豊かな幸せを築く本質を忘れ、良く考えない基本的に会社の理念が浸透していないのが原因だと思っています。

これは何故、どうして、どうするか、を執拗に追及してこなかった誤りは、自覚無き無責任なズレた基準の結果であります。

この実態は、明らかに関与する事務屋の責任。

これで私たちは本当に豊かになれるのでしょうか。

本来借金は利益の、先取りのための有効な手段であります。

右肩上がりの時代は、借金は運転資金を含め事業計画の有効な手段でした。

計画は計画であって、この時代、全てを想定しきれるものではありません。

どうしても見えない甘さが残り、全て思惑通りとはならないのが普通です。

このため借金(運転資金)は、必ず増加傾向をたどる必然性があり、断ち切れない限り、時間をかけ金融機関の奴隷になります。

リースや借金は、他人の金で(元本・金利や手数料を支払)自分が儲けるものです。金融機関は選別し担保を取り回収します。

返済部分を上回る利益を出せれば借金は有効ですが、そんなおいしいものは詐欺師の作り話でない限り、普通滅多に無いとみるべきです。

これまで土地が有効な担保の役割を果たし、都市化の人口集中が価格を生みだした。しかし地方を含め、四半世紀前からの人口減少に無策な政府がその価値を保てるのか。

日本の地方不動産はババ抜き、夢を見て保有するリスクの時代になる。

各七十年を超えて

敗戦後70年の区切、アベ談話が話題になりました。語るとすれば敗戦の70年前1875年当時、明治初期の日本を語り、どんな時代であったかはもっと検証すべきです。

開国の勢い、駆逐米英の勢い、敗戦復興の勢い、目指した勢いが間違いか、正しいものであったか、結果は当然です。

私たち日本は敗戦後を生き、今人類に対して憲法を定め、平和と言う文明の大いなる歴史的貢献をしているのです。

これを一部の特権階級(官僚・政治家)権力が追米の姑息な手段を弄し、骨抜きの流れを画策しています。

過去の失敗から学ぶとすれば、決定的な役割を果たすのが、当事者意識を持つ私達一人一人の国民です。

この時代にどれだけ当事者意識を持つ国民がいるかです。

社会に貢献(雇用増と納税)する会社経営者が、どれだけ末端まで多く存在するかです。

豊かな未来は、その勢いを起こす先にあるのです。

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