世界のため日本は・消える職人 事務所便り2016年5月23日(月)No390

世界のため日本は

日本の文明は、災害をいかに防ぐかいかに小さくするかを、考えることによって発達してきたと言えないでしょうか。

最近特に災害が頻発する状況をみても、日本の災害は天災ではないような気がします。

誰もが予測できない事を、予測できると主張し、税金を食い物にする勢力が政・財・官界に暗躍する国土であります。

狭い国土の現実、社会は米の収穫に依存し、物がなくても耐え集約農耕技術によって、個人を集団に従属させ、世襲制度を作り社会を形成してきた日本の歴史です。

日本人は小さな家に住み、物欲を捨て、しきたりに順応し、家族、村、集団に従属することによって自然を乗り越えてきました。

国家の成り立ちにおいては、アメリカには奴隷がいたが、日本にはいなかったのであります。

土着インデアンを迫害し、原爆投下で非戦闘員を皆殺しの戦争犯罪、人体実験を勝者の論理で、今日でも正当化する国があります。

このことを一つとっても、白人社会の一端を垣間見れるのではないでしょうか。

自然を征服する思想と、自然を敬い、大切する思想。

日本人は持っているものが少ないから大切にしたのです。

二千年にわたって耕した島は、手入れの行き届いた菜園である。

近世代以前の日本は千八百年間、内戦と混乱の時期を除けば、平和と安定の中で文明を発展させ、人口を増やし制度を整備してきた。そして外国を征服しなかったことは事実であります。

日本の文明と歴史は、日本国民が野蛮で好戦的であるとする証拠は一片もありません。これは日本文明の歴史が証明しているところです。

衰退のアメリカにつきあっていると、歴史は繰り返しますが・・?。

(参考=アメリカの鏡・日本)

消える職人

我が国は従順な国民によって、大金持ちや大企業、巨悪にやさしい官僚国家を戦後作り上げました。

今回のマイナンバー制度は、三つの目的を掲げています。

①公平公正な社会の実現。

②国民の利便性の向上。

③行政の効率化。

表看板にして推進を行っています。

財務省の長年の悲願だった制度ですが、大金持ちや大企業のタックスヘブンの国外資産課税の実体は、未だにザルに等しい状態です。

反社会勢力に対し、国内を見ても全く脆弱です。

戦後の源泉徴収制度は、会社を税務署の徴収下請け機関として代行させ、結果的にサラリーマン労働者の納税意識を麻痺させてる制度であります。

戦後の優秀?な財務官僚も思考は、庶民・弱者いじめが主力、この程度の国家。

消費税5から8%へ引き上げた結果、大きく消費が落ち込み景気が後退しました。

これを過小評価し、更なる引き上げに固守するアホ政権の追米しかない選択肢のリーダーは、欧米の食い物になるしかないのです。

アホノミックスの根回しに各国を回り、志摩サミットで影響力を期待する者は、誰が見ても日本没落の大根役者でしょう。

財務官僚に誰が感謝しているか知っているか、いる訳がないのを現場の職員は知らない。全く関係がないのです。出世とボーナス加算のため、上しか見ていないのです。多くの職員が国民が最優先でない。人としていい仕事をしようと全く思わない。そもそも出来ない。税務の現場は職人が窒息しロボットが生きるシステムに構築されています。

アホはもう美しい日本を忘れ?日本の職人は、線香花火のようです。

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