見える化と見せるか・セコイは国際語 事務所便り2016年7月11日(月)No398

見える化と見せるか

経営者の人格や姿勢が、逆境や苦悩、失敗時において当事者の資質が透け出て来ます。

それでも計画は失敗するのが常道だと思って計画すれば、失敗の原因を学び反省する結果、再起が可能です。

計画は一時の失敗にとどめて、再起不能な失敗を絶対に避けることです。

会社組織で社内に示せる事業計画「経営計画書」をどれだけの会社が作り持っているでしょうか。

頭には漠然としたものがあっても、「見える化」をしている会社は実に少ないのです。社員一人一人がいくら必要なのか。そのため利益はどれだけ獲得すべきなのか。聞いて答えられる社長が、いったいどれだけおいでますか。

これはこの業界が放置してきた結果を表しています。

家族経営会社における他力依存が浸透する時代に翻弄された現実、一人当たりの生産性で競争力、これでは世界や地域で生き残れないのは当然です。

時代遅れの創造力に欠けた帳面屋業界の結果責任でしょう。

「見える化」は、現場の整理、整頓から始まります。

そして不自然な取引の改善(効率化)とシンプル化です。

これを適正化とも言います。

不適正であれば、社会で生き残る可能性がないに等しい。

「見せるか」は、別に例えれば粉飾や偽装を含み、全く目的は異なります。

見える化は、可視化で情報を共有する事によって目的を実行できる手段になりますが。

この道を行けば、地獄か天国かの選択ですが、世界で最も優秀な人々の国家が日本であり、いかなる国でも国民の選択は常に正しいと考えるものです。例え騙されたとしても。
政党や宗教、人種によって差別する文化は、結局負の遺産を積み上げるものです。
国民の大多数は現在貧困化に向かっていますが地球上では、食料安保は別にして、まだまだ豊かです。今以上に世界に尊敬される日本であってほしいと願うものです。

セコイは国際語

人の使命や天命は、自分だけでは良く見えません。社会や人から鏡のように写し出されて見えて来るものです。また、自然に自分を助けてくれる流れや力を感じる時があります。

多くの人は自ら幸福になる運命を、何年に渡って招こうとしていません。何もしないで心を捻じ曲げ、逆境を招いてくる場合が少なくないのです。

あきらめることなく、順境や幸福は自らが求め、自分で切り開いていくものです。

波乱や逆境はそもそも自然現象の一つと判断でき、暴風雨は社会に付随したものです。逆境の時に自分の力量や価値が、内と外から謙虚に判断出来る材料に恵まれます。

納税と雇用維持は社会に最大限貢献できるものです。

利益を出し納税できる会社にすることこそ社会に貢献する最たるものでないでしょうか。税は利益の糟粕(カス)です。カスも出ないのは大問題でしょう。

節税の制度は、時代の社会政策ですからルールに従うのは当然です。

稼ぐため無駄な一円にもこだわる人は、理念や目的が確立していれば当然ですが、ただきれいごとを並べ、欲望だけが浮き出る事が多いのです。

実際経営者の、脇の甘さを疑い、時に考え込むのです。

昨今の例ですが、どんなに優秀で利口であっても人として不遜でズレ切った人はそれ自体「裸の王様」、見ていて社会の軸を見失なっているようです。

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