第四次産業革命
昨年2016年で最も明らかとなったのは、もはや「あり得ない」ことなど、何もないという事実です。
ヨーロッパも中東を見て少なくとも、これまで「あり得ない」とされてきた多くの選択肢が実現する可能性は、従来の想定よりもはるかに高くなっています。
また、2016年に起きた事象が持つ本当の意味合いは、これから判明することになる。トランプ次期米大統領は、就任前にもかかわらず、特にツイッター投稿によって、すでに劇的な影響を与えていた。
これが何を意味するのか正確な予想は難しい、これまでの兆候からすると、トランプ政権は世界の人間を奴隷からロボット化にする従来の政権と、自国第一主義の非常に異なるものになりそうです。
狩猟生活から農耕社会と動物の家畜化。
蒸気機関から大量生産と大量消費革命。
コンピューターのデジタル産業革命。
インターネット・モバイル産業革命。
法律以前にこれまで人類が 築いた価値観や倫理観の間に「AI」が介在し、アンジェリーナ・ジョリーが信頼し、切除手術を選択した西洋の倫理観が常態化する社会なのか。
ついトランプ大統領自体が政治的革命と思しきもの?に見えてしまう。
ポピュリズムは日本では大衆主義や人民主義などと訳されるほか、政治指導者、(トランプ・小泉純一郎)の政治活動家、革命家が大衆の一面的な欲望に迎合して大衆を操作する方法を指し、大衆迎合主義とも訳されます。
いったい政府はいったい誰のために存在するかです。
アベノミックスは、かって富は上から流れ落ちるといった。しかし、滝の水は風で下から吹き上がります。
人々は富を手にしたのは私たちから搾取したものと疑い始めたのです。
政治が機能しない、全て嘘です。
魚と海
海に魚が泳いでいます。この魚は、生まれてから一度も外に出たことがありません。
「海というものをよく話に聞くが、一度も見たことがない。海を見てみたい」と願い、念じたとします。
その魚が泳いでいる岸辺に、人が座り、釣りをしていました。魚の “念” を感じとった人は、釣り針のついた糸を魚の前に垂らします。魚は、「このエサに食いついてみれば、きっと “海” が見られる」と、パクッとかみつきます。それを感じて、人は糸を引き、魚は海中から生まれて初めて外に出ました。
そして、外から確かに “海” というものを見ることができました。しかし、苦しい。
「海を見てみたい」と念じた魚に釣り糸を垂らしてくれたのは「神さま」です。釣り上げられて海を出て、初めて海を見たものの、海から出ているので苦しい、呼吸ができない、という状態が、もしかしたら「病気」や「事故」かもしれません。
「 “幸せ” の本質である海」を認識できず、その「幸せの海」の中にいながら、「幸せを見たい」「海を見たい」と叫んでいたため、確かに “神” はかぎりない優しさをもってその、願いをかなえてはくれました。しかし、「釣り上げられた魚」は、苦しくてつらいのです。
今、ここで、「私は “幸せの海” の中に生きている魚なんだ」と認識したとしましょう。
平和・平穏で、穏やかに静かに、淡々と流れていく「日常」こそが、「幸せ」の本質であることに気づきました。
第四次産業革命・魚と海 事務所便り2017年1月30日(月)No417