歌舞伎役者アベ・国境調整型とは・変なオジサン 事務所便り2017年3月6日(月)No422

歌舞伎役者アベ

多数決が民主主義の根本のように言われていますが、そうでしょうか、例えば三倍の国民がいる国と多数決をした場合は、単純に三倍の開差になります。

これは国力を数と仮定した場合ですが、果たして公平で正しいのでしょうか。

はったりと脅しを前面に出し要求を通す手法は、相手と自分と社会の「三方よし」になりません。

現代は地球(環境)を入れた「四方よし」でないと世界・時代に合いません。

即ち小国にとっては多数決は暴力でもある訳だ。

超大国の大統領(武力・基軸通貨の支配)はホラと這(はっ)たりで今日を築いた男です。

現代のツイットラー(ヒットラー)とも例えられるほどです。都合悪いことは、嘘とでっち上げと相手を非難し、転嫁しています。

世界には役者が揃っています。

世界の歌舞伎役者アベは表舞台で大見栄を切ってほしいものです。

トランプを支え、言い訳と取り繕いでなますを吹くアベの姿が見えて来るよう。

結果、いつまでも日本の貧乏人がつけを払わせられる図が繰り返されるのです。

トランプが一番恐れているのは、内外からのしっぺ返しです。裸の王様の孤独が、自らを鼓舞する強がりの発言の裏に滲(ひそ)んでいます。日本を仲間に取り込むため、エアーホースワンやゴルフは心理的に当然であります。

国境調整型とは

トランプの法人税制改革案は「国境調整型」と呼ばれ、メキシコ製品に限らず、日本などすべての輸入品の課税を強化する仕組みです。

日本の消費税が輸出品の課税を免除(還付金)し、輸入品には国内製品と同じく課税する仕組みと同様です。

便り2月6日NO418号に書く「消費税は大企業補助金」で、税制の一部を明らかにしていましたが、日本はトランプの参考書でありません。

日本の健康保険制度に習うオバマケアを却下した。

この逆も同じことです。

ワシントンDCで安倍がトランプに語った「ネバーアップ・ネバーイン」は「カップに届かないボールは絶対に入らない」当然なこと「策を弄(ろう)さず真っ正面から正攻法で向かっていく」という意味です。

多数決はどうでも良いことに一番適しているという意味と同じことですよ。

変なオジサン

「人間は欲から間違いを起こす動物です」

欲は自然界を支配するのではない。

自然界の本質は人間に支配されない力で、例えれば〃神〃とも言える。

自然界に人間の欲が存在すると、人間は判断を誤る。

自然は行き過ぎも自然です。

その逆も自然であります。

そもそも希望は裏切られる運命にあります。

人間は素直と謙虚さが自然なのです。

トランプ大統領はアメリカ国内の雇用でなく、労働者を本当に守ろうとしているのでしょうか。

トランプ大統領の経済政策の根本的な誤りは、労働者を守らないといけないのに、壁を作り仕事の量を増やそうとしていることです。

正体は稚拙な理念なき、ただの頑固オジサンにどうしても見えて来るのです。

「人の昇沈は定(さだ)んで道にあり」空海

どんな人でも、昇沈は道理に基づいた生き方をするかどうかです。

トランプは4年余りの米国「蜃気楼君」でしょうか。

「勘とは経験の集積から湧き出る真実的総合判断である」

「数多くの真剣勝負経験し、日夜思考の訓練を重ね、実戦で勘を自ら検証していくしかない」ものです。

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