瞬間の連続・時は命なり 事務所便り2014年1月20日(月)No331

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瞬間の連続

 人生とは一瞬一瞬の連続です。生きる過程はその一刻一瞬にあります。しかも人生は場面で区切られてはいません。
実際やってくるもの全てが、次から次に起こる新鮮な一瞬です。そして、どの瞬間にもなすべき事はあるのです。ゆえに、人生ゲームはなすべき事を、今注意深く瞬間に決することです。
この瞬間の勝利なら可能ではないでしょうか。

 動物に見習うところがある。たとえば狩りをするサバンナのライオンは、過去に幾多の失敗を重ねても、後悔も明日の心配もしない。今この瞬間に全神経を集中させる。それは、このチャンスを逃すと、いつまた獲物にありつけるか分からないからだ。こんなライオンを狩りに槍一本で仕留める覚悟は、国家の存亡をかけた無謀な前の大戦に重なる。果たして卑怯で無謀な近世のバカ?中世のドンキホーテでしょうか。
 とは言え、人は苦しみに立ち向かうとき、郷愁を誘う過去を振返り、未来に淡い幻想を抱き、現実の苦しみに目を背けることにならないか?
そうしたい気持ちも分かるが、そのような時、「つらい今を行動して生き抜く」しかない。
具体的には、二つの実践でしょう。一つは「やり方」で、もう一つは「心の持ちよう」でしょう。

 今を大切にし長期戦です、小さな一歩を確実に積み重ね時間を上手に使うことで、よりよく人生を生きて行くことに直結すると思います。
 人生とは、生まれてから死ぬまでの時間の積み重ねにしか過ぎないないからです。
 行動がその人の生きた軌跡を鮮やかに描き出します。

時は命なり

 「時は金なり」は日本で通称でしょう。欧米文化の違いでしょうか。時はお金と同等の価値と考えると“二流”で終わります。
一流と言われる人は、共通して時間にシビアです。
時間はあげることももらう事もできない、大切だということは誰でもわかっていますが、一流の人が持っている時間の価値観は大切なんていうようなレベルではありません。
一流の人たちは「時は命なり」と考えています。
いい意味の切迫感を持っています。
あなたはお金がもったいないからという理由でお金を節約したことはありませんか?タクシーに乗れば10分で着くのにお金がもったいないからという理由で30分かけて自転車を使ったりバスを使ったりしていませんか?
 お金の節約志向がついてしまうと自分の収入に限界を作ってしまいます。
「私は収入がこれだけだからここではお金を使わないようにしよう。」また、「明日、次にしよう。」
こういう発想になる。
しかし、ビジネスで大きな成果を出している人たちは発想が真逆です。
「タクシーに乗って時間を節約し浮いた時間で収入を作る行動を起こそう。」「即実行」と。
お金を節約することは大切です。お金を稼いでいない時、そこばかりに目を向けてしまう。即できることを実行しない。自分の限界を決めてしまう可能性がある、習慣になるからです。
 あなたにとっての時間(命)はどのくらいの価値なんでしょう。

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