しない事の規律・間違えない人間はいない 事務所便り2017年8月18日(金)No443

しない事の規律

 人は考えていることが必ず実現すると言います。
目標や願望は実現する、本当にそうでしょうか。

 自分を信じれば、諦めなければある種の偶然か、予期せぬ必然が、運命を切り開くと語られます。
実際に確信している訳ではありませんが、全く否定も出来ず、あるようにも思えます。
 空想や夢想は内なる声の反響といいます。従い他力ではありません。

 行動した結果が現在であり、現在の生活がこれまで考えてきたことの総決算だと言えるのです。
生きている限り安定などない。不安こそが人間本来の姿ともいえます。

 人生で手にする報酬は、奉仕に対し正比例します。

どれだけ種をまいたかで収穫の量が決まり、種の種類が収穫の質を決定するのです。

 成功するか失敗するかは「心構え」一つで決まります。未来は「きっとうまくいく」という心構えを常に持つことでしょうか。

勢いのある時、人は強いのです。
「楽観」の明確な根拠こそが、力に前向きの勢いをあたえています。

 常識的考え自体が、危険な時があり、直ちに捨て去るべき時がある。

絶対にリスクのない人はもう死んでいる人か、まだ生まれていない人だけなのであります。

 しないことはしない自分の規律、この一つでも守ることで、多くのリスクから遠ざかります。

「リスクとリターン」は「恐怖と欲」、自分との闘いです。

 絶体絶命と思えた時に実はチャンスが始まっています。
ピンチは私達が試される試金石であります。
その時、前向きに対処すればチャンスに変えれると言います。

 成功者は人と同じことをしていて、成功はしないと考えるものです。

ピンチに対する対処法を無条件に実践する人が、一定の規律がある人が、どんな時代でも生き延びるのではないでしょうか。

間違えない人間はいない

 人間は「見えない力」によって支配されると言います。

見えない思考の力、人間の大脳皮質の百四十億個の神経細胞は実際に、生命維持するだけには多すぎではないか。
人間の頭脳は、他人から発する潜在意識の創造的想像力、気配や思考を受ける受信装置でないのかである。

即ち物理的な五感からのみの知識に限定されてきたものが、
目に見えない、触ることができないもの「力」が実際には支配し、大きな影響力に晒され、勝つことができない。
予感や推測などが、当たることが時にありますが、これらは単なる偶然でしょう。
内なる声を聞き、素直に従ったことにより顕在化した結果に、どれだけ違いがあるのでしょうか。
私たちは世界情勢のうねりの中で、翻弄されています。
 駆け引きに長けた、はったりとペテン師達が支配する世界に振り回されてます。
どんな人間でも、確実に間違えます。信頼はできません。結果、不透明感はどんな時代でも消えないのです。

 私たちは、生かされています。人間には、それぞれが生まれてきた使命があると言います。結局は、周りや誰かに奉仕するために生かされているのでしょう。

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