白山市に新幹線駅を・加島祥造 事務所便り2013年12月9日(月)No326

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白山市に新幹線駅を

人間社会は、未来に夢や希望を抱かない限り、前に進めません。自分だけの夢では本当の夢ではありません。
社会全体に対して、未来と後に続く者のため、先人となって挑戦し切り開く事で、人が生きた足跡を示せるものです。
 白山市に新幹線駅の作る声がありますが近隣地域の意識はまだあなた任せの域を脱していない感があります。50年100年先を考えても絶対に必要です。駅の有無は夢と希望に決定的な影響があります。
 書ける絵がまったく異なります。単に地主の利益でなく、将来の決定的な変化です。金沢市南部、野々市市、白山市山間部、川北町、能美市辰口等、広大な地域住民の生活に多大な変化が想定されます。
自分だけの小さな利益が優先では恥ずかしい。
 地域社会を世界に大きく発展させるインフラです。
スピードとタイミングがすべて、やるのは今しかありません。
人が動いてお金が動く。
お金は数字、人が作り出すものです。
人が集まる基幹は、新幹線駅そのものであります。
 元気に役人を支援し、地域から動かしましょう。議員先生ではありません。
希望を繋ぎ、夢を配る人が真の指導者です。
配れない人は、そもそもリーダーでないのです。
 人任せでなく、それぞれ自らが考え行動を積み上げれば、実現は全く不可能でありません。知恵と行動が今、私たちに問われているのです。

 先月21日、白山新駅構想を白山市役所北陸新幹線整備対策室の清水次長さんに聞きました。
 当初の構想は、白山総合車両基地内に回送車両を利用した基地止まりの新幹線駅構想の平成26年末完成で進行しました。基地駅設置要請から後、平成24年6月に敦賀延長が認可されました。
 しかし、白山市は広大な総合車両基地設置に協力したにも係わらず、在来線特急駅から利便性の格下げになります。
 新幹線の計画路線は在来線から離れ小松に向かう起点がJR加賀笠間駅です。ちょうど小松金沢間の中間13キロ地点に当たります。
ここに白山新駅の構想です。一帯は石川県人口の約19%、製品出荷額の約36%、 従業者数は約32%です。大学も5校の34%、即ち石川県の3分の1を占め、産業経済の活性化に欠かせません。

 東京オリンピック招致と同じ、決定は人任せではなかったはずです。日本人一人々が望んだ成果です。地域の人々が人任せでなく、一丸となれば不可能はない。
 

加島祥造

ひとは、誰もみな
誰かに求められたがっている、だって誰にも求められない自分を思うと淋しいからだ。
その恐怖を消そうとして、ひとは誰かを求める。
それは当然さーそれでいいんだ。
でもね、こころではなくて力で求めたとき、相手は恐怖を持つよ。
力ずくでひとを求めないとき、ひとはあなたを求めるようになる。
だってひとは求められないことで、君に安心するからだ。
そしてかえって、君になにかしてやりたくなるんだ。
            ※
求めない すると君は求めないほうの自分を知りはじめる。
そんな自分を面白がりはじめる。
愛しはじめる。
その自分が淋しくなり怖くなりもする。
そしてまた、ひとを、求めはじめるーそれでいいんだ、ひとたび求めない自分があると知ったんだから

      求めないから

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