自分の値札・事業は信用と価値の創造・変わりましょう 事務所便り2013年10月28日(月)No319

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自分の値札

 あなたは自分に値札をつけれますか。他力でなく自分の価格を付けれますか。
世界で通用し売れる値段です。個人より付加価値をチームで生み出す力です。
 個人の最低賃金が価値の基準ではない。世界標準です。
 我々は即ちコンピューターや機械の価値と機能の競争です。
あなたの労働価値は、それらを超えているでしょうか。定められ言われたことを遂行するだけで、進歩前進はあるのか?
「神は我々を人間にするために、何らかの欠点を与える」とシェークスピアが言ったらしいが、求める幸福が未来の不安と恐怖に向かう。

 動機がエゴでなく魂の発露(使命)であれば、半世紀余りの長期間権力に戦い抜いたものが感知し、物事は成就に向かうことを経験で知っている。
 値札について、物事の結実として見える価値になるには、長い歳月の才能と努力の結果である。
お金とは常に結果である。長い期間における結果でしかない。

 ピカソがあるレストランでウェイターに頼まれナプキンに30秒で絵を描きました。
 ピカソはにっこり笑って「料金は100万円になります」と言った。
 憮然とするウェイターに、この絵は40年と30秒で書いたものですよと。

 これはピカソがウエイターを諭したのです。
 

事業は信用と価値の創造

 一番信用できるものは生出す価値です。
明らかにキャシュフローではない。
信用が価値を生み、お金が生まれる。
土地から生ずる価値は使用収益の価値しかないものです。
 明日はまだ上がるだろうの期待で膨張した土地の価格を担保に、金融機関の融資が簡単に実行されました。
銀行は担保価値がデフレで一転して値下がり、巨額な不良債権になっています。信用したのは不動産、土地を信用したのです。もっとも安易で幼稚な企業です。「実と虚」の世界、本質は見ていない。
 護送船団方式と呼ばれ、「皆で渡れば怖くない」の戦術は、欧米にとって手をひねるくらい朝飯前、更なる真珠湾におびき寄せるのです。
 財務省が主導した二十年の結果は、見てきたとおりです。
何時まで信用するのか。
 私たちは、選挙時の投票しか行動しない責任がある。
 不条理に対してどんなに小さな行動でも、地域や子孫達の未来に、責任を果たせます。
 

変わりましょう

 零細事業者であってもグローバル展開のために、事業を見直す必要がある。
グローバル化の基本に立ち返り、いつ、どこで、誰が、どんな商品で、 どのように事業を展開すべきか、それはなぜなのか、を再度検証すべきです。
 経営トップのイマジネーションが問われる。かなり明確な自社像をイメージできなければ、グローバル化の変身は推進できない。もちろん、それができないトップであれば、トップの存在そのものがグローバル化を阻害する最大の要因になるのは言うまでもない。
「顧客を、どこまで本当に知ろうとし、顧客さえも気がついていないニーズまでたどり着いていのるか」。
 どのような商品やサービスを欲しいと思っているのか。“人々の意識の底”にあるものは、マーケティング調査でわかるものではない。
 夏期研修会以降から、周りが静かに動き出しているように感じます。
何かが変わり始めています。
具現化もそう遠くないような気がします。

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