いつか来た道・良い事務所 事務所便り2013年7月29日(月)No306

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いつか来た道

 中国のシャドーバンキング対策の金融引き締めで、中国の最大手クラスの造船会社が、経営危機に陥って、中国政府に泣きついていると聞く。

シャドーバンキングは、民間に対して「理財商品」という証券化した金融商品を高金利で売って金を集め、銀行が正規に貸せない企業の投資に回しているという。リーマンショックで問題になったサブプライム・ローンと似た仕組みと言われています。

 中国の大手企業の中には、銀行から正規の融資を受けて、「理財商品」を買って運用益として上げているところも多いという。
中国政府は、2年前から、国務院発展研究センターが、2013年の7月か8月ぐらいに、シャドーバンキングが崩壊して大きな経済危機が起きると内部報告がなされている。

このシャドーバンキングが投資していた主な先は、中国の地方政府の大規模な開発に向けられたという。
その結果、多数の「ゴーストタウン」ができているという。もちろん不良債権の塊です。

中国のシャドーバンキングの規模は、はっきりとわからない、400兆円という話もある。(日本の国家予算・特別会計含む)

中国政府は、金融引き締め、緩和を微妙な舵取りで行いながら、軟着陸を目指している。
しかし軟着陸は非常に難しいと言われている。

地方政府の多額の債務も絡んでいるため、この破綻で、中国の分裂ということがありえない話ではない。

 中国政府は、非常に難しい局面に立たされているのは間違いない。

 中国人は教育か日本人が嫌いです。

 日本のホームレスは外国のように物乞いはしません。
なんとか自分で自活しています。これを豊かな社会というのでしょうか。

 この自活の文化は日本人だけのものでしょう?。
 侍の文化です。
以前スーツのホームレスを新宿都庁通路で見たことがあります。
毅然としていました。
 

良い事務所

 顧客の満足と感謝は見積もり額や報酬金額に反映されない。
 これは外からは見えない。長年磨き上げられたトップのセンスでもある。
どういう見方生き方をしたか、その料金は報酬額に反映されない。
 対価は顧客の満足と感謝だからです。
作成する文書、申告書は熱意、誠実さのセンスから作り出される。
 戦場の専門家(弁護士)であっては、その判断は無二の判断であって、他の専門家であっては別の判断を作り出すであろう。
 裁判にだされる文書は専門家のセンス、誠実さ、熱意が反映されます。
それが専門家の価値です。
 裁判の勝ち負けは時勢の運、いかなる道理が示されるのかです。
 私はこれまで当局の調査において「事実と証拠に従う」、妥協はしないと言明しています。
知恵におぼれ倫理観を忘れれば納税者に損失を与える。
 人に倫理観を語る前、自らの倫理観が問われるものです。

 節税が世の全てではありません。節税のため、幼児を養子にする。
 子が将来、戸籍は節税のためと知ったなら、税理士はその子に対して、どう弁明するのでしょうか。

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