時代を追わず、仕掛けて待つ・愛の復権 事務所便り2014年5月19日(月)No348

一、仕事を通じ顧客と従業員、仲間を幸せにし社会に貢献する
二、雇用を生み利益をだし、税を納める
三、素早い対応と処理の追求

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時代を追わず、仕掛けて待つ

 「企業の価値は挑戦と進化で決まる。受け継いだものを守るだけでは会社は大きく強くなれない。世の中の進化に置いていかれて地盤沈下していくだけだ」
 「例えば、創業後30年間生き残る企業がどれくらいあるか。ありとあらゆる会社の0.02%しかないといわれる。今から30年後、新社会人の多くは今の僕よりちょっと若いくらいだが、家庭を持ち、大黒柱として支えているだろう。ただし、創業から30年で99%以上の会社は無くなっている。米アップルですら、倒産するのではといわれた時期もあった。30年後どうなるのか、先を読む選球眼が大事だ」

 『資金があるから事業をやる』のではなく『何をしたいか』で事業を決めることが大事。ソフトバンクはモバイルインターネットの分野で成長を目指すと決め、創業時から「情報革命で人々を幸せにする」という理念を掲げてきた。

 また「義と利のどちらを選ぶか。東日本大震災の時に考えさせられた。我々の電波があと10メートル、20メートルでも届いていたら、1人でも多くの命を救えたかもしれない。その反省から3兆円ほどのお金をかけて一気に通信網を整備した。お金がかかるとかは問題ではなく、義を取る必要もある。

 「志を共にする者を集めることも大事だ。アイデアを考えるくらいなら1人でできるが、革命的なことをなすには仲間を集めなければならない。良いときも悪いときも、本当に志を共有できる仲間こそ頼りになる」

 さらに孫社長は常に「時代は追ってはならない。読んで仕掛けて待たねばならない」という。「新しい時代を作るんだ、世界中の人に興奮を与えるんだ」という情熱が必要と説く。先を読む冷静な目と熱い情熱が混在しているところが、孫流経営らしい。
ー孫正義(日経電子版より)

 孫氏は2000年、中国のベンチャー企業トップと会談。「即断即決」で投資を決めたのが「アリババ」だった。代表ジャック・マー氏とのやり取りは、「数字をみせてもらったわけでなく、プレゼン資料があったわけでもない。言葉と目のやり取り。彼の目つきは動物的臭いがした」と振り返る。
 NY市場に、今回のアリババが上場すればソフトバンクは4兆円の含み益となる。

 

愛の復権

他者を愛する。異なるものに、人類は真実の愛に目覚めていない。
人類は自分しか愛していない。愛は人間関係の力である。
現代の社会構造は人類は、たて型社会からよこ型社会に転換している。
同じ価値や画一的から個性の時代、人間の意識が社会の要請に付いて行っていない。
宗教や真理は一つに支配され、人類は誰も本当の愛を知っていない。
愛は文化である。相手のためにする努力、自己犠牲である。
愛は問題を乗り越える文化である。
現状分析と歴史的考察で見えてくる本質がある。
社会は三人(当事者双方と第三者)で成立する。
人間は社会的存在である。
社会性がなければ人間性がない。
人間性がなければ人間でない。
人間でないから人殺し、戦争が出来る。
宗教、民俗戦争をするのは人間でない、戦争は人でなしである。
愛とは結びつける人間関係、その総体が社会である。
他者と共に生き学ぶ。
認め合い他者と共に生きる。
歴史をつくるために人は生まれるのである。

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