サービスはタダか・目標の必要性・道なき道を行く 事務所便り2013年10月21日(月)No318

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サービスはタダか

 日本人にサービスはタダという風潮があります。
良いサービスを受けたければ、我々はそれに見合うだけのお金を払うべきと考えます。
 24時間近くで営業、親切丁寧なサービスを受けにコンビニに行く?コンビニの商品の本質は利便性でしょう。そうでないならサービスのレベルに文句は言えない。
 本質的に日本人は「サービスはタダ」とおもっているからではないでしょうか。
日本の一流の経営者ですらサービス業は「おもてなし」であって、その精神は社員一人一人の人間性やお客さんへの感謝の気持ちから沸き起こってくるものであるとおしゃっています。
 しかし、人として日本人の「心遣い」文化は別ですが、細やかなサービスに7つ星トレインのように当然費用がかかります。一流のサービススキルを身につけるために時間も費用もかかっています。
この行為に対して、「自発的なおもてなし」だからサービスはタダという評価は、果たして正しいのでしょうか。
 西欧のような成熟した社会では、労働者と消費者は同じ人間(生活者と市民)であって対等だという共通認識があります。ですからスパーのレジも座っていますし、銀行や会社の窓口もお昼休みにはきっちり窓口を閉めて休息します。
 日本は三波春夫の「お客様は神様です」だから、サービスで料金を頂戴するなんてとんでもないという発想は異常です。スカイマークのように選択肢を増やすことは、消費者全体にとっても良いことではないでしょうか。
過剰なサービスは外国人にとってサプライズです。
日本のおもてなし資源を、外国に「輸出」しようという動きがあるようですが、文化は貴重ですが、日本ガラパゴスの象徴ではないでしょうか。
 

目標の必要性

 明確な目標を共有すれば、大きな力と希望が生まれます。
 七年後の東京オリンピック開催は歴史的なターニングポイントです。戦後日本の高度成長の再来、大変革に匹敵します。
 成長を続ける東アジア、日本での開催は世界の目標となる国に脱デフレの大きなチャンスです。
平和国家日本の果たす役割は非常に大きなものがある。
これまでの欧米主義に対し、世界八大文明の一画である、日本文化が世界に貢献出来る夢が膨らみます。
 新たな技術革新を誘発し、原子力エネルギーからの脱却、フクシマからの復活です。
 総理は原発汚染水を「問題ない」と真っ赤な嘘を言う。
 追米主義を脱ぎ捨て、世界の平和と繁栄に、日本の貢献を期待しましょう。
 

道なき道を行く

 我々は常に本質を見ているか。自分の周りの景色は5年前と比べてどう見えているか。見たことのないものを見ているか。
社会にインパクトのある結果を残しているか。
本来の目的に立ち返っているか。
 日本国憲法は、すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されないとあります。
 差別を憲法で規定しなければならない程の規律です。
 わざと法の下の平等、すなわち人は、憲法で平等でないと言っているのです。
 若者や弱者の使い捨ては、憲法で言う平等ではない。
平等以前、公平か否かの問題なのです。
 税務署の職場でも戦後、職員団体を分裂させ、一貫して労働者を弾圧差別しています。我が国は立派な「ブラック」であります。労働組合は地下組織でも非合法組織でも有りません。
 北陸の組合員は現在八名、石川県はゼロ。国家権力が時をかけ排除したのです。
 従い鍛えられています。社会的な希望の人材、日本の「侍」達は、普通我欲で耐え切れるものではない。石川県の民力、文化が凋落している証明であります。

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