人生の意味は創造・種をまく・価値と信用ゲーム 事務所便り2013年9月24日(火)No314

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人生の意味は創造

 信頼とは何を重視し、何を行ってきたか一貫性が問われるものです。
それが周りの人々に安心を与え、共感や親近感、安らぎを与える。結果として信用が生まれます。
 また欲・エゴを規制する「信念」が信用を作り上げます。
 美意識や価値観の共有も信用を創造するので、いま新たな価値を創造する人々の存在を、私達は失って来ているのではないか。

 食品は、大量の化学肥料や農薬によって、本来の地力や植物が持っている力をそぎ落とし、人間にアレルギーの激増やガンを発症、命を削り取っています。
 自然栽培食品は、農薬化学肥料のない期間が、土地本来の復活に5年は必要。
人間も社会的な残留薬物の解毒に同じような時間が必要でしょう。

 山野なくして国土なし、荒れ放題に国家なし。耕作放棄された土地が山間地帯に数多くあります。

古来自然に対する謙虚さが日本人に備わっていました。人間は何一つ食料を作っていません。すべて植物自体が作リ出したものです。
感謝し謙虚に、恵みを授かっているのです。

 欲・エゴで金融資産の残高を積み上げるのでなく循環、いかに自らが価値を創造し、その対価として受け取るもの。
お金はアイデアを具現化する要素の一つです。
 私達はどのような意識でお金を使い、自らが回す、価値を生み出すかが問われます。
 既得権や常識を疑い「 守・破・離」で、新たな領域に進めるのではないか。
 人類は、エゴを遠ざけ謙虚を養う事が必要です。
 

種をまく

『詩篇』は、旧約聖書におさめられた150編の神への賛美の詩。

 涙をもって種まく者は、喜びの声をもって刈り取る。種を携(たずさ)え、涙を流して出て行者は、束を携え、喜びの声をあげて帰ってくるであろう。
    詩篇126:5-6より

ことの全てに種がある。
種を育てなければ実は付かない。
次につなげる種も付かない。
豊かな実りもない。
諦めず明日を生き続ける限り、種を愚直に蒔き続けなければならないのです。
事業も、何も変わりない。
 

価値と信用ゲーム

 欧米人は勝てないゲームをしない。まず始めにルールを変えることから始めます。
 「グローバル化」を語り、会計制度の変更が一例であります。
 オリンピックも前自民党政権の年次改革要望書や、最近ではTPPが顕著な例です。世界は不安と欲望を支配して、お金を作るのです。
 銀行は元本の90倍のお金を作り、貸し出しているローンを担保に、更に貸します。
 社会は不安と欲望を中心に「生命保険とギャンブル」が人々の心を支配しています。
 これは「小さな確率を重視し、大きな代償を払う」人間の欲望心理が影響している。
 保険金やギャンブルは何の対価か、よく考える必要があります。
 果たしてアベのミックスが作るお金は、信用できるでしょうか。実質的な担保は紙の束です。
 意志のなき武力も外交も、交換基準を欧米に一任する民族である限り、従属国は永久に凋落を免れない。
 その意味でパクリであっても実質、中国は大国です。
 今日の世界は国家・企業・個人の高度なゲーム社会である。

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