皇族とベニスの商人・働く意味 事務所便り2014年6月16日(月)No352


一、仕事を通じ顧客と従業員、仲間を幸せにし社会に貢献する
二、雇用を生み利益をだし、税を納める
三、素早い対応と処理の追求

     7月19日金沢思風塾開催     

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皇族とベニスの商人

 先月17年ぶりに、皇族の高円宮家典子さまが、出雲大社宮司の長男との婚姻が発表され、皇族の身分から離れられます。
皇族には承継男子が現在一人ですから、将来皇族は減少します。
ある意味、我が国の人口問題と類似しています。
将来「女性宮家」の創設が日本を救う事になるのでは。
私達は殆ど意識をしていないのですが、国民の核心の一つではないでしょうか。

 訳のわからない略語や、カタカナ語を多用し、権威的な名称や言葉を操る人がいますが、ほぼ現代の詐欺師とみて狂いはない。
聞き直しても碌な説明が出来ない(聞いても分からない)のが通例です。話している本人が真に理解していない場合が多いのです。
 理解していれば分かるように説明出来そうですが、自分を飾り、自分も真に説得できるほどに分かっていないものですから、相手に分かるように説明ができない。バカにする不誠実を絵に書いたような人物です。
人間の弱点、不安と欲を巧みに利用し金銭を短期・長期的に吸い上げます。
 これらに関係者に多いのが金融、証券、保険、ノンバンク(ローン)会社です。
監督官庁は全て財務省(金融庁)であります。
 大胆に言えば、国民相手から奪うことで成立する省庁、会社であります。
 この共通点は、直接何んの価値も創造していません。
利益は本来創造した価値や感動が対価ですから、ただ奪うだけの現代版、「ベニスの商人」です。
 特にこの会社は現代社会に深く組み込まれているため私たちは彼らの本質を、良く理解しなければならない。
為替、金融政策など注視しなければならないのです。

 話は少し変わります。
最近ですが実際、債務超過二億余の「火中の栗を拾う」「ホワイト・ナイト」なる人物に遭遇しました。
どう考えても現代に異次元な発想の人、只者ではないと思っていましたが、直接お会いできる機会があり、考えていた通り真っ直ぐな人物でありました。
 近郊に於いて一代で事業を確立、現在50名を超える雇用を確保、維持する若手経営者であります。
 何かを教わり、分かり合える部分を感じた気がした。
感性である繋がりを自覚し、我々自身が成長し変わらなければならない。
 出来なければ同じ事を繰り返すだけで、責任と能力が真に試されています。

 

働く意味

 働くことの語源は「傍を楽にする」と言われます。
回りを楽にする、喜んでもらいたい、幸せになってほしいから本来働くのです。
 誰かを傷つけ、奪い自分だけの利益を求める発想や行動は、結局自分のところに帰ってきます。
相手の幸せのため、相手の喜びのため、自分は何ができるかでしょう。
 全ては繋がっています。
「一人の人間は、我々が宇宙と呼ぶ全体の一部、時間的、空間的に制限されている部分である。人間は、自分の意志や感情を、他の部分から独立したものとして経験するが、これは一種の錯覚、すなわち人間の意識が視覚によって騙されているのである。」とアインシュタインも語っています。
 見えない、書いてないから許され、見えるから正しいのではありません。これを分かる人は少ない。
大きな付けを届けなければなりません。
本来、働くことは他者を思いやることが、根底にある。
 ビジネスの基本は、価値の創造です。
多くの人の幸せが自分の幸せです。

 目に見えない繋がりが、古代からの不条理な世界に、理屈を超えた魂の声に導かれ、宇宙全体から生かされていることを感じる。

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