いい会社は・困難に挑戦 事務所便り2014年2月10日(月)No334

PDFファイルはこちら

いい会社は

「働きたい会社」です。
普通は社長に目標と計画やビジョンがある筈です。
また社会で存続のため絶対変革が必要です。
方向とビジョンを各人が自らに明言し会社と一丸にならない限り、存在自体は困難です。
誰もが何も見ず何をしたいのかも分からず、時間を無駄にし衰退しています。

○経営理念

一、仕事を通じ顧客と社会を幸せにする。
二、雇用を生み利益をだし税を納める。
三、利益は社会貢献の期待です。
四、素早い対応と処理を追求。
○方針です。

○計画です。

指針である経営理念や方針も目標、計画もない会社があります。厳しい社会環境の中、役員や社員が答えられないのは、社員と共に前進を目指す会社ではない。

 電通の行動規範は、四代目社長吉田秀雄により昭和26年につくられました。
鬼十訓
1、仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
2、仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3、大きな仕事と取り組め、小さな仕事は己を小さくする。
4、難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5、一度取り組んだら放すな、目的完遂までは殺されても放すな。
6、周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきが生ずる。
7、計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8、自信を持て、自信がないから君の仕事には迫力も粘りも、そして厚みすらもない。
9、頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものである。
10、摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練的な人間となる。

 より多くの利を求めるのが人の常です。
社会の期待と結果が利益ですので、還元すべき預り金と言えるでしょう。
雇用が新たに生まれないのは未来の現在証明です。
何年も営業利益を出せない経営は存在意義が問われます。

 世の中によい社員、悪い社員はいない「よいトップと悪いトップ」だけです。
働きがいは見えない報酬。
仕事の報酬は本来、仕事でしょう。
いったいどんな見えない仕事をしているのでしょうか。

困難に挑戦

 石の上にも三年のことわざが有ります。
現代の三年では世の中の動きが激しく、中々定まらない時勢でしょうか。
五年間ブレずに続ければ、水面下で障害を含め課題や変化が起きると考えます。
 どうしたら今の状況を打破できるか、この一点に集中することしか考えない。
限界まで進んだか。先送りで明日はどう良くなるのか。
不可能の限界までやったかどうか。
限界からの一歩が成長の第一歩になると言いますが、経験をした実感でしょうか。空想でなく実行し体感したのでしょうか。取るに足らない小さな一歩からダメもとの積み重ね。この習慣が重い扉を開くでしょう。
いまの瞬間に全力を、一日を懸命に、一週間、一か月を目的を持って真面目に真剣に集中すれば、変化が生まれますが、自分で出来ないものが、他人に出来る訳がない。
 どんな夢でも思い描かない限り実現しない。自分で証明できないことを、他人は出来ないものです。
人類はこれまで思った通り、夢を実現してきました。簡単なほど実際、継続が難しいものです。
 人間としてやってはいけないこと以外、倫理道徳に反しない限り苦しくとも困難に挑戦の小さな一歩で、変化が生まれ実現に近づく。

Follow me!