事業は社会貢献・最善の投資 事務所便り2017年6月26日(月)No438

事業は社会貢献

社長の仕事は、常に社会の変化を読み事業の方向づけをすることにあります。

社会の関心が何処にあり、動きが短中期的にどこへ向かうか、一か月先の予測を立てても現代の精度は宝くじ以下です。

事実だけは決定的です。

現在が歴史的な転換点に日本が突入していると考えます。

日本だけが蚊帳の外ではありません。

歴史において過去繰り返され、似たような状況はなかったでしょうか。

第二次世界大戦の敗北、江戸幕府の大政奉還に続く明治維新、応仁の乱、鎌倉幕府の崩壊と近世に類似する社会変革がありました。

日本の政権はガサツなトランプの国に戦後一貫して追随しています。

トランプを動かす裏の勢力を見れば、彼らは「神」ではありません。非情な神のごとく振舞っています。

しかしスノーデンは人生を命懸けで「神」の闇を世界に見せました。

事業を通じ社会に貢献する使命が、会社を大きく強くします。

このことが事業継続する意義です。

日本の政治家が世界で目指すところは何処でしょうか、戦争して得るものでしょうか。世界の誰も望まないのに今でも戦火は消えていない。

日本国憲法下の政治家の使命は、多数決要員でなく、弱者に貢献しているのでしょうか。

どんな理念のもとに参加しているのでしょう。

大義名分の「錦の御旗」が通用する世界でしょうか。

世界は怪物たちが闊歩する領域で一部の金持ちが絵を書き動かしています。

事業の社会貢献は、価値を提供すること、利益を出せる仕組みを構築することです。

この仕組みには他との違いや、徹底したサービスの実行で緊密な人間関係も含み、ちょっとし拘(こだわ)りが会社の空気を作り、簡単なことが真似のできない違いを創造するのです。

実際泥だらけのダンプカーが市中を走り回っている中で、その会社のダンプだけ仕事中もピカピカに輝いています。

洗車に心を砕いているのが伺えます。ドライバーが自分の車との認識で仕事をしているのだと思います。

事故を起こさないし、違反も当然少ないと思え、これも社会貢献でしょう。

最善の投資

しかも確実です。こんな投資先は地上のどこにもありません。

どこだと思われますか。

一番良く知っている筈の人です。それは自分です。

これまで最も有効な投資先と考えて、自分の可能性に自分で意識し出資や投資・教育を実行していないのが普通です。

経験と実行力を自分で学び検証するのですが、主に外観から信頼に値すると信じる人に(投票)委託しているのが社会の実態です。

実際に詐欺師と思われる人もシステム上から排除出来ず存在しています。

自分への投資は宝くじでなく、利回りは第三者の専門家に委ねるより支配できれば、著しい天文学的数字になるのですが成功する人は極めて少ない。

うまくいかない社長さんに、共通するものがあります。うまく行かない原因は分かっているのですが、自分の責任を他に転嫁しがちで、決断ができないものです。

それは当初に最悪を想定せず、事業の目的が確立していないか見失ったかで、先送りが常です。それで失うのが時間です。実際取り返しが付きませんが、根拠の無い幸運を期待し、当然決断は遅れます。

マイナスはプラスの裏側、社長の仕事は、行き先を決め到達べき目標への使命がある。

先送り沈没では、道連れの社員と家族に無責任となります。

出来ない決断は、社長にしかできません。

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