日本一幸せな社員・劣化と衰退 事務所便り2014年10月6日(月)No369

雇用を生み利益をだし、税を納める
日本一幸せな社員
働いて受け取るお金がすべてでしょうか。生活の大切な要因の一つであることに代わりありませんが、幸せと別ではないでしょうか。働く幸せは社員も自らで創り上げるものでしょう。
自分たちの会社であれば、幸せは与えられて掴むものではないと思います。
会社の実績は全て社員・従業員が造りだすものです。
社長は先頭に立ち、見本と方向性を示すだけです。
この単純な真理を、社長は資金を調達しますのですべて自分の能力、実績と過信する罠に陥り安いのです。
いつでも人として大切な、謙虚さ、優しさ、感謝の心を失わないことでしょうか。
ここには儲ける意識など皆無です。
奇妙に言えるのですが、順調に思えている時に、気付かない大きな落とし穴が待ち構えているのです。
結果から言えばこれを避けれるものではありません
本質を素直に受け入れ、復活を考え目標を高く掲げ、存在感を示すことでしょう。
自分だけでは、幸せになれないのです。共に歩む仲間が必要です。
人の苦しみの全てに原因があり、またこの世のものは全て移り変わるという現実に真理があります。
人は自分を中心に置き、自分の都合で物事を考えます。
これを「自我」と言う。
自我に「執着」すれば苦しみの自縛に陥り、なかなか抜けだせないのです。
今日より明日が良くなる時代はすでに二十年前に終わりました。
その後拠り所となる「国家」は、震災、津波、原子炉溶融、水害、火山爆発などの災害を見るにつけ、納税義務の限界「信頼」を大きく傷つけています。
大手の社員に限らず、一人一人が正しい観察眼と判断力を持つことが、今日ほど求められる時代ではないでしょうか。
大きく、高く、深く考え実行する社員が日本一の幸せな会社を創る第一歩でしょう。
このためには、現実を正しく受け入れ変わらなければならない。
自分自身を変えて行くしかないのです。
劣化と衰退
劣化とは消費者・使用者の要求水準が向上し、従来のものでは対応しきれなくなることを指します。
社会的劣化は、消費者側の心理的変化によるもので、必ずしも物理的な品質低下を伴なっていない。
劣化は主に文化を言うものにふさわしいものです。
衰退は、会社に良く発生します。
衰退の段階に入ると、売り上げは低下し、利益も激減する。新規投資がほぼ不要であるため、一部のリーダー企業はキャッシュを生み続けることができるが、それ以外の企業は、撤退するか、イノベーションにより新たな価値の創造を行うか、どちらかの戦略をとることになります。しかし、衰退に限らず計画の通りに世の中、いかないのが常です。
自分自身でさえ変わるのですから、明らかなのは混沌で確実なものは無い、未来は未知だと言ってもいい。即ち不連続です。従い誰にでも未来は平等です。
私達は常に限られた情報で判断、意思決定をしている事を知らなければならない。
結果、謙虚と素直が最前列に並びます。
物事の読みや「橋」のどこを渡っているか、またどの程度見えるかは、自分の背丈より上にあるものは、誰も手が届かないのと同じです。