地域を豊かに、明るい未来を・マイナンバー 事務所便り2015年8月17日(月)No378

地域を豊かに、明るい未来を
失敗のない成功はありません。どんな成功者にも痛い失敗の経験が数多くあります。
失敗を恐れるあまり、現状維持の判断は積極性から遠ざかり、学ぶ姿勢を失っています。
行動せず小さな失敗もしないことは大きな失敗です。
変革には失敗する勇気が必要です。
致命的な失敗でない限り失敗から多くを学べるものです。
失敗から反省し、なぜ失敗したのか、自らの弱点が良くわかります。
我が民族は、先の大戦で大失敗しました。そこから何を学んだのでしょう。
失敗は指導者の責任ではありません。そもそも一人一人の国民、無責任な私たちの心に有ったものです。
国民が敗戦後に学んだことは平和です。世界の理想国家を目指すことでした。
敗戦70年の理想国家は、世界の中でいまだに輝きを失ってはいません。
我々一人ひとりの心の中でも、輝きが失われていません。
上記の通り今回からタイトルの標語を「地域を豊かに、明るい未来を」に改定します。
これまで2008年創刊から「地域から明るい未来を作ろう」でした。
違いは具体的に“豊かに”を入れたものです。
これまで私共は関係者の皆様に対して、税金問題以前の豊かさを充分に提供できて来たと、全く思っていません。
これまでどれだけ雇用の拡大や利益の拡大、社会貢献(納税)をできたでしょう。
当社の大きな反省事項であります。
目標もなく税はコストという理性の認識から生まれる結果は、欲が働く技術的な「策」が支配します。
税をコスト感覚と信じ切る人は、信用と信頼に全く値しません。
反社会的につながる王道に程遠いのです。
皆様がより豊かになるための基本は、税金以前の利益です。ここを外して何も始まりません。
商売繁盛が最優先です。
そもそも優先度から言えば税金は利益の下、最下位(カス)のはずです。
なぜ利益が出ないのか。
売り上げが伸びないのか。
それは外部要因ですか。
想定通りではないですか。
どんな策がありますか。
そもそも、提供するサービスや技術が、時代を超え社会が必要としていますか。
誇れる強みは何んですか。
利益のため必要と思うことや、耳の痛いことも非難を恐れず、提案をして行きたいと思います。
どうしたら“豊かに”なれるか、これは積極的に小さな出来ることを積み重ねることではないでしょうか。
小さなことを継続することで、大きな違いに直結して行くのだと思います。
この方法しか、変われないでしょう。
マイナンバー
先の住基ネットに一千五百億円も使い、跡かたもない今、10月からマイナンバーです。果たしてスムーズにいくのでしょうか。
市町村から簡易書留で住所宛に送られるようですが、紛失や本人確認等大量の郵便物配達は大丈夫でしょうか。マイナンバーのシステム構築費だけで三千億円、毎年の維持管理に数百億円だそうです。
あと2か月余りで10月です。
縦割り行政のオリンピック、新国立競技場のよう。
どこでどう動いているのかよくわかりません。
当社も率直に準備は進んでいません。
スイッチが入るのは、まずナンバーが届いてからでしょうか。
届いたら自己管理が重要になることは理解していますが・・・。