今年もよろしく・初夢・不安リスクゼロ 事務所便り2017年1月4日(水)No413

今年もよろしく

年頭に当たりご挨拶を申し上げます。

本年は昨年に増し、引き続き大変革が想定されます。

日本の経済規模は中国の二分の一、貿易高は三分の一、科学者の数は半分以下です。当然トランプ政権の優先度は実に明確であります。

アメリカ大統領選挙での日本外務省(官僚)や通産経済省TPPは完全に読みを誤りました。

プーチンにも弱みを完全に見透かされていました。

外務官僚支配の提灯持ちアベはこれら一連の外交政策の失敗を真珠湾外交で回避し、ポイント加算しました。

昨年5月末月の伊勢志摩サミットでは主要七か国の、オバマ大統領とフランスオランド大統領の二名だけが、小粒真珠7個のラペルピンを付けていませんでした。(殆どが見落としていた)マスコミも無視した所に、物事の本質を垣間見れます。

何故付けていなかったのでしょう。

理由を事務所便り6月6日付NO392号に書きました。

オバマ大統領は、当然パールハーバーの国内世論を意識していたのです。

世論操作のイベント、真珠湾訪問はアベの起死回生の一手、オバマ大統領最後のエールでプレゼントです。

皆様と同じく一つ歳を重ねることになりますが、歳ごとにめっきり酒が弱くなりました。深酒は禁物、長く引きずることが確実です。

これが個人の現実の感想ですが、社会も衰退の進行を止め切ったのでしょうか。

国の指導者は、取り巻きは頭がよいはずなのですが何時もなぜか情勢分析が甘く、失敗を取り繕う言い訳に終始する姿が、周囲を汚しています。

民主主義の欠陥でもあります。何事にもパーフェクトはありません。

初夢

夢は醒めたとき忘れる。

夢(願望)は叶わないという意味で言うこともありますが、眠るときに見る夢は、目が覚めると手のひらから滑り落ちていく砂のように消えていくことを指しています。

また、完全には消滅しなくても、夢の一部しか思い出せないケースが少なくありません。

それが甘い夢だったときは、消えていった夢を追いたくもなります。しかし、残念ながら夢は二度と帰ってはこないのです。

不安リスクゼロ

世の中リスクをゼロにすることが、必ずしも最善の状態と言い切れないのです。

世の中はリスクに溢れています。大学受験の時も、自分の希望する大学に合格しないリスクがある。また就職活動が上手く行かないリスクもあります。さらに結婚するとなると生まれや育ちの違う二人が一緒になる訳ですから、いつも仲睦まじいとは限らず、時には衝突することもあると思います。つまり結婚が破たんするリスクがあるわけです。さらに奥さんが妊娠すれば、出産の際のリスクを避けて通ることは出来ません。

皆さんはそのようなリスクを回避するため大学受験や結婚を諦めますか?

このように人生というもの自体が、リスクの連続です。

それらのリスクを忌避し、自分の殻に閉じこもると、普通の人が享受する大きな人生の楽しみ、喜びというものが体験できなくなってしまいます。

つまり自分の許容できる範囲内でリスクを取ることが必要になるという訳です。それを計算されたリスクと呼びます。それは自分なりにリスクと折り合いをつけることに他なりません。

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