北陸新幹線と白山駅・税理士の実態・電力需要の最大ピークは一月 事務所便り2014年6月2日(月)No350

一、仕事を通じ顧客と従業員、仲間を幸せにし社会に貢献する
二、雇用を生み利益をだし、税を納める
三、素早い対応と処理の追求

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北陸新幹線と白山駅

 昨年6月に金沢敦賀間が決定。
白山駅(仮)から福井駅までの想定所要時間は、現在の特急列車利用より約17分速くなり、高速道路利用の場合と比べると三分の一程度の時間です。
 白山駅から富山駅までの想定所要時間は、現在の特急列車利用の約半分、高速道路利用の場合と比べると三分の一程度の時間です。
東京までの想定料金は片道約一万三千円。
 白山駅(笠間)に停車しても到着時間は数分の差です。
現在、運行されている北陸新幹線の高崎ー長野間を参照してみると、高崎ー軽井沢間で安中榛名駅に停車した場合と停車しない場合の差は約4分。大きな差にはなりません。
 逆に白山駅がないと、この地域の皆さんの移動時間は20分程度長くなります。
主要駅のみに停車する速達タイプの新幹線でも、ある地点以降は各駅に停車するケースもあります。
東北新幹線仙台ー盛岡間の場合では、速達タイプの約半分が途中の「一ノ関駅」や「水沢江刺駅」にも停車しており、この二つの駅の新幹線の停車割合は約53%です。
 半分以上の新幹線の白山駅停車が期待できます。
 北陸新幹線の建設に合わせて新駅を設置する場合、駅舎の建設は国の事業として行うため、県や地方自治体の負担は少なくて済みます。しかし、新幹線開業後に建設する場合は、建設費を地元で全額負担することになり、莫大な財政負担となります。開業前の現段階で国の認可が重要なのです。
開業前の建設が地元負担を軽くします。
 県内髄一の人口増加地域、製造業は出荷も、地域学生数も県の三分の一を占めています。
建設は誰が何と言おうと、今でしょう!。

 

税理士の実態

 全国で税理士登録の数は平成25年度末で、公認会計士8千4百人を含め74千5百人を超えています。内女性は1万3百人です。
 北陸三県は、1千3百人(富山447名、石川571名、福井332名)です。
女性比率は9%、東北・南九州と率で同水準。
ちなみに東京は21%です。
全国平均は16%です。

 

電力需要の最大ピークは一月

 なぜ毎年、夏場に電力需要がマスコミで問題にされるのでしょう。
電力需要の年間ピークは毎年1月と9月の二回ですが、最大が1月です。冬場です。
夏場は企業向けの電力需要がピークになっている。このことは全国で生産活動が活発に行われる為です。
我が国の原発停止の現状で、大停電の危機を防ぐには、生産活動の地域分散や、勤務システムを誘導するなど方法がある筈です。そのような政策実行を全く考えていません。
 国は原発の再稼働を選択しています。ムダを廃することは当然としても、政府が産業政策のミスを個人の節約、節電に求めるのは、いいかげんで無責任です。一般人の幸せと程遠いものです。
政府は、国民性を「喉もとすぎれば暑さ忘れる」と完全に踏んでいます。
 夏場の電力逼迫をNHK・マスコミから毎年盛んに流布されるのは、大企業優先の社会構造であることを証明しています。
国民優先の社会構造ではありません。
なぜ消費税収の25%、毎年2・5兆円を超える国税が、輸出大企業に還元する制度なのでしょうか。
10%消費増税では還付金が、3兆円を超える補助金です。

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