予兆と機会・進歩発展は 事務所便り2017年6月19日(月)No437

予兆と機会

予兆はすべての現象にあると考えますが、地震の発生日時を予測することは、データーから検証は出来ません。

微細な変化をとらえられても、次の変化「極まり」の瞬間を、現代の誰も予測できないのです。

見えない世界を読むわけですが、人間ですから、読み違えや、それぞれ皆顔が違うように、意図や伝達でも差異が起こり読み切れれば本当に奇跡に近いのです。

何事も考えるよりも行動が全てに最優先します。

結果には、すべて原因があります。

悪かった原因、良かった原因は分析し、授業料を払っても誤りから学べたのは幸せなことです。学べば同じ誤りは二度と起こさない。

高額な投資に対し、当事務所の「業務委託契約書」第八条、建物新築、設備の購入など多額の設備投資を行うときは、事前に通知する。通知をしないことによる不利益については事務所は責任を負わない。

と掲げています。

経営に構いたい訳では決してありません。

知らせなければ経営ブレーンの意味はありません。

自己責任の世界です。

秘密主義でないでしょうが、知らせないのは相談に値しない、する意味がないと判断される側に、聞かない責任が大いにあるのです。

現実を素直に受け入れ、時間は失いますがそれも授業料、失敗すれば繰り返さない経験、それは会社の見えないB/S資産です。

経営環境は常に変化しています。柳井正の「一勝九敗」の著書もある程、現実は九十九敗が常識とみるべきでしょう。

社会に価値を提供(貢献)できない会社(事務所)は、完全に存在意義を失なっています。売上の低迷はその証明と考えられます。

明治維新や昭和の第二次世界大戦の敗戦において判断基準は、それぞれの時代で変化し大きく違います。

これからの未来をどう想像するか予兆を感じ目の前がチャンスか解釈することに全てがあります。準備なきものは確実に見逃します。

モノのインターネット(ITO)時代の次その次です。

思わないことは起きないものです。

人類は、すべて思った通りの事が起きるのです・・。

進歩発展は

現代版シルクロード経済圏を構築する中国の「一路一帯」構想は4年前の2013年に習近平国家主席が打ち出したものです。

我国は近世にない25年にもおよぶ景気停滞、政治的漂流、人口減少と高齢化、自然災害と我国は元気を失ったままであります。

今や「日没する国」と例えられるほどです。

これは憲法の問題でしょうか、実際自慢げに語るほど成功し回復したのでしょうか。

為政者の政策の失敗が、二極化の進行で国力衰退と停滞を招いたと思うのです。

最も不幸なことは、権力が民に負担のしわ寄せを強いている自覚が皆無な事であります。

日本の構想はTPP、普通を目指す改憲論議で、元気が出ない冴えないニュースに終始し、展望を消失した如く示されません。

追いつけ追い越せの目標が、今は自然を消耗した繁栄の幻覚にみえてきます。

私達の活力の低下は否めません。

富める者が富めば、貧しい者に自然に富が滴り落ちる(トリクルダウン)信仰で日本は目標の喪失です。

私達は、お上から元気を与えられている訳ではありません。

世界の人々に、如何に日本人が他国を含めて幸せに貢献するかでしょう。

そのために企業は、利益を出すことにもっと貪欲(どんよく)でなければなりません。

会社は売上を増やし永く利益を出すことが成功です。

その結果が進歩発展に繋がり、社会に貢献する事になるのですから。

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